様々な色の糸で編み込まれているミサンガは、とてもきれいですよね。
お店で売られているミサンガを買って、手首や足首につけたことがあるという人もいると思います。
でも、自分で作ったことがあるという人はそれほど多くないのではないでしょうか?
「自分でミサンガを作るのは難しそう…」
そう思う方が多いと思います。
しかし、実はミサンガは初心者でも簡単に作れる編み方がいくつかあります。
そこで、ここでは初心者でも簡単に編めるミサンガの作り方をいくつか紹介します。
こちらはインスタグラムに投稿されているミサンガの例です。様々な色の糸を使って、色鮮やかなミサンガになっています。また、糸の編み方がそれぞれ異なるので、ハート、矢印、斜めストライプ、ひし形など様々な模様ができていますね。このように、編み方を変えることで、好みの柄を作ることができます。
ミサンガの作り方の手順
これから、ミサンガの作り方をいくつか紹介します。
ミサンガは編み方によって色々な柄が作れます。
まずは、編む前と編んだ後に「ひとつ結び」を行うので、そのやり方を紹介します。
【ひとつ結びのやり方】
・糸の先端をそろえて輪っかを作った後、輪の中に糸の先端を入れて結ぶ。
・編む前はマスキングテープなどで固定する。
【用意するもの】
・糸(刺繍糸など)
・マスキングテープなど(糸を固定しておくもの)
※糸が細い場合は複数の糸を束にして作りましょう。
三つ編み
- 3本の糸をひとつ結びして右(黄)の糸を中央(青)の糸の上からクロスさせる。
- 左(赤)の糸を中央(黄)の糸の上からクロスさせる。
- 再び、右(青)の糸を中央(赤)の糸の上からクロスさせる。
- 再び、左(黄)の糸を中央(青)の糸の上からクロスさせる。以降、同じ動作を繰り返す。
- ほどよい長さになったら、ひとつ結びをして三つ編みのミサンガの完成。
四つ編み
- 中央左(緑)の糸を右(黄)の糸の下からクロスさせる。
中央右(赤)の糸を右(青)の糸の上からクロスさせる。 - 左(緑)の糸を左から上→下→上の順に他の糸にクロスさせる。
- クロスさせた糸をたるみがなくなるまで右に引っ張る。
- 再び、左(黄)の糸を左から上→下→上の順に他の糸にクロスさせる。
以降、同じ動作を繰り返す。 - ほどよい長さになったら、ひとつ結びをして四つ編みのミサンガの完成。
平結び
- 左(赤)の糸を2本の中央(黄)の糸は上から、右(青)の糸は下からクロスさせて輪を作る。
- 右(青)の糸を2本の中央(黄)の糸を下からクロスさせ、図の輪の中に通す。
- 左(青)と右(赤)の糸をたるみがなくなるまで、それぞれ外側に引っ張る。
- 右(赤)の糸を2本の中央(黄)の糸は上から、左(青)の糸は下からクロスさせて輪を作る。
- 左(青)の糸を2本の中央(黄)の糸を下からクロスさせ、図の輪の中に通す。
- 左(赤)と右(青)の糸をたるみがなくなるまで、それぞれ外側に引っ張る。
以降、1~6の動作を繰り返す。 - ほどよい長さになったら、ひとつ結びをして平結びの完成。
ねじり結び
- 左(赤)の糸を2本の中央(黄)の糸は上から、右(青)の糸は下からクロスさせて輪を作る。
- 右(青)の糸を2本の中央(黄)の糸を下からクロスさせ、図の輪の中に通す。
- 左(青)と右(赤)の糸をたるみがなくなるまで、それぞれ外側に引っ張る。
- 左(青)の糸を2本の中央(黄)の糸は上から、右(赤)の糸は下からクロスさせて輪を作る。
- 右(赤)の糸を2本の中央(黄)の糸を下からクロスさせ、図の輪の中に通す。
- 左(赤)と右(青)の糸をたるみがなくなるまで、それぞれ外側に引っ張る。
- ほどよい長さになったら、ひとつ結びをして平結びの完成。
輪結び
- 3本の糸をひとつ結びする。
- 左(赤)の糸を図のように他の2本の糸に巻き付けて引っ張る。
- 図のように上側で結び目が作られる。
- 再び、左(赤)の糸を他の2本の糸に巻き付けて引っ張る。以降、同じ動作を繰り返す。
- 結び目を作っていくと、図のようになる。
- 結ぶ糸を途中で他の色の糸に変えると、色を変えることができる。
- ほどよい長さになったら、ひとつ結びをし輪結びの完成。
ミサンガを作ってみよう!
初心者でも簡単にできるミサンガの作り方を主に紹介していきました。
紹介したように、ミサンガは糸と糸を固定するもの(テープなど)があれば作れてしまいます。
しかも、編み方もここで紹介したものは単純なので、誰でも作れてしまうと思います。
様々な色の糸を組み合わせて、ぜひ自分だけのオリジナルの手作りミサンガを作ってみてください。